キャリコン×ポータルサイト事業の企画プレゼン公開します

2019年7月27日(土)東京・新橋にて「次世代キャリコンポータルサイト事業説明会&懇親会」を開催しました。

当日は運営含め 11名のキャリアコンサルタント(以降キャリコン)が集まり有意義な議論が交わされ、時間内では語り尽くせない、聴き尽くせないという非常に熱いイベントになりました。

今回、開催日が直近だったことや興味があってもご遠方でご参加いただけなかった方も多かったため、当日発表した企画プレゼンの内容をここで公開したいと思います。

書いていたら長文になってしまったので時間が無い人向けに3行で。

①「C to C キャリコンポータルサイト」作りたい ②初期に使ってほしいお客様は「ハイキャリア」 ③課題山積ながらサービスビルディング中につき応援よろしくお願いします

ー以下、企画プレゼン内容の説明です。

目次

  1. 事業立ち上げのきっかけ
  2. 企画者として願っていること
  3. 実際に動き出してからの反響
  4. 作りたいサービスのイメージ
  5. サービスで実現させたいこと
  6. 市場状況
  7. 競合
  8. 自分たちのサービス
  9. 初期ターゲット層
  10. サービスにおけるキャリコンの定義
  11. サービス方針
  12. サービス訴求の重要点
  13. サービスの要はキャリアコンサルタントの皆さん

事業立ち上げのきっかけ

そもそも私がキャリコンポータル事業をやろうと思い立ったのは、「国家資格キャリアコンサルタント」を取得してキャリコンの勉強会などに参加する中で『せっかくキャリコンの資格を取ったのに実践できる場所がない…』という切実な悩みを数多く耳にしたのがきっかけでした。

頑張って資格を取ってみたら、周りにキャリコンだけで食べていけている人が全然いなかった。実績を積みたくてもキャリコンができる機会がない。求人を探してもキャリコン経験がないと応募すらできない。

周りの声を聴いていくと「キャリコン自身のキャリア形成ができない状況なんだ」ということが分かりました。

で、思いました。「少なくない時間とお金を使って資格を取った志ある人が専門職として食べていけない状況っておかしいんじゃないか。」

この現状を変えるために自分にできることを考えたい。そう思って事業を企画・立ち上げることを決めました。

企画者として願っていること

きっかけでも触れていますが、私の願いは「キャリアコンサルタント(専門職)が適切に評価される世の中にしたい」ということです。

専門職として自己研鑽に前向きで努力しているという前提のもと、そうした志ある人がハッキリ言って稼げない、自立できない状況を変えたい。それが出発点の偽らざる想いです。

もちろんサービスを作る段階ではユーザー(キャリコンを受ける一般の方)思考に振り切ってサービス設計を考える必要がありますが、出発点はここ。

実際に動き出してからの反響

とはいえ日中は一般企業のOLですし…。どれだけニーズがあるか分からないし…。思い切って「こういうこと考えてるけど興味ある?」という趣旨のツイートをしてみたところ、これが予想以上に反響をいただきました。

当時フォロワー20人くらいだったので、あまりの反響に挙動不審になってましたその時は(笑)

それで、少なくともキャリコンにはニーズがあることが分かったので「よしやってみるか〜」と動き出すことにしました。

作りたいサービスのイメージ

私が最初に作りたいのは「C to C キャリコンポータルサイト」です。キャリコンが自由に登録することができ、相談者が複数のキャリコンの中から自分に合ったキャリコンを”選ぶ”ことができるプラットフォームです。

今現在、”キャリコンが自由に登録ができ”かつ相談者がキャリコンを”選択”できる”使いやすい”サービスは非常に少ないのが現状です。だからこそ作る意味があると思っています。

が、一方で課題があることも事実です。個人情報等のセキュリティの担保をどうするか。キャリコン側が自由に登録できるとしてキャリコンの質をどう維持するのか。正直に申し上げて今まさにそこを考えている段階です。ですが、この課題をクリアしてサービスを提供していきたいと思っています。

サービスで実現させたいこと

このサービスが出来ることで、キャリコンが活躍できる場が増えます。一般の方へのキャリアコンサルティングの認知度が向上し、キャリアコンサルティングがより社会的に一般的になることは、キャリアコンサルティング市場の拡大に繋がり、さらにキャリコンの活躍の場が増える。

このサイクルを回しながら、キャリコンのキャリア形成の機会を作り、ひいてはそれが社会全体の「キャリア形成」に繋がると信じています。

市場状況

理想は分かったけど現実はどうかというお話です。まず、自らの資格やスキルに投資をする「自己啓発市場は平成元年以降大きな伸びを見せており、平成28年時点で9,000億円の巨大市場となっています。

その中でもカウンセリング・コーチング部門は平成元年→平成28年の間に、ほぼ市場無し→50億円規模に成長しました。今現在、国がセルフキャリアドックやキャリア教育を推進していることもあり、今後も成長が期待できる市場です。

一方、キャリア支援系のサービス領域をキャリア志向×緊急度で分けると上記のように4つに分類できると思います。

キャリア支援というと就職・転職がイメージしやすいかと思いますが、そうした方は緊急度が高く急いでいる可能性もあり、キャリコンよりも転職エージェント等の方がユーザーに求められると思います。

なので、キャリコン領域があるとしたら「今すぐ転職したい訳ではないが自分のキャリアをより良くしたいと考えている」、緊急度低×キャリア志向高エリアがメイン市場になると考えられます。

(就職・転職にキャリコンが不要と言っている訳では絶対にないです。市場性で考えたとき、一番にどこにキャリコンが刺さりやすいのかで考えた図です。)

競合

類似サービスがまだ少ないとはいえ競合は存在します。

「C to C」という切り口で言うとストリートアカデミー、ココナラ、タイムチケット、メルカリ(は物販だけどCtoC大手なので)など。プラットフォームとしては強力ですが「キャリコン専門」ではありません。

「キャリコン」という切り口で言うとキャリコンサーチ、そうだんドットミーなどが競合に当たります。こちらは「キャリコン」に特化していますが、(ユーザー目線で)使い勝手(デザイン)に難があったり、相談者が自分でキャリコンを選ぶのではなくサービス側からキャリコンを紹介される紹介型であったり、キャリアコンサルタントが自由に登録することが難しいという側面があります。

自分たちのサービス

そこで、私たちのサービスでは競合との差別化として次の4つの要素を考えています。

①使い勝手(デザイン)の良さ ②相談者が自分でキャリコンを選べる ③キャリコンがサービスに自由に登録できる ④(スモールスタートのため)サービスに「特徴」がある

初期ターゲット層

「特徴」の部分について。私たちはサービス開始初期のターゲット層を「ハイキャリア」に設定しています。(企画資料につき言い方が悪くてすみません。一番最初に使っていただきたいお客様という意味合いです。)

ここで言うハイキャリアとは、客観的に見てキャリアに不満がなさそうに見えるが(例えば大企業勤務、高学歴、高収入等)本人は現状に満足しておらず、次のステージに進みたいと考えている人です。また、意思決定は自ら行いたいと思っているが、判断材料が足りずに相談先を求めているという人を想定しています。

つまり、先ほどキャリア支援の分類でお伝えした「今すぐ転職したい訳ではないが自分のキャリアをより良くしたいと考えている」緊急度低×キャリア志向高エリアに当てはまります。この方達をまず最初のお客様にしたいと考えています。

サービスにおけるキャリコンの定義

上記はキャリコンとよく比較される職種との比較図です。そうしたお客様に求められるキャリコンはどういうキャリコンか考えた結果、私たちのサービスに必要なキャリコンを以下のように定義づけしました。

「傾聴だけでなく相手に『働きかける』ことで「問題解決」を行う課題解決志向のコンサルタント」

相手に寄り添う姿勢は非常に大切です。かつ、相手の課題を解決するためにきちんと「働きかけ」「コンサルティング」が出来るコンサルタントが必要だと考えています。

サービス方針

今考えているサービス方針は次の3つです。

①(ポータルサイトの見せ方はさておき)まずハイキャリアをターゲットとしてサービスを作りキャリコンの質と顧客満足度を高める ②実績を積みポータルサイトとしての信頼を高める ③ハイキャリア以外にもお客様を拡大していく

①②で実績を積みサービスを確率させていくにはそれなりに時間がかかりますので、③に到達するには暫くの期間が必要だと思っています。

サービス訴求の重要点

最後に、サービスを広く普及していくために欠かせない3つの要素があります。

①UI/UX(ざっくり言うと見た目や使い勝手)。どんなに中身が良くても見た目や使い勝手が悪ければユーザーはサービスを使ってくれません。技術的に難しい課題でもありますが、可能な限り初期の段階からUI/UXにはこだわる必要があると考えています。

②C to C。キャリアコンサルティングという概念を広く一般に普及していくためには、国が進めているセルフキャリアドック等の他に、もっとto Cのサービスが必要だと考えるからです。

③認知拡大。C to Cである以上、一般の方にこのサービスを、ついてはキャリアコンサルティングの価値を知ってもらう活動は必須です。人は知らないものは求めません。UI/UXにこだわりたいのも同じ理由です。

この3つの柱でサービスの構築を進めていきたいと考えています。また、気になっている人も多いと思いますが「実際のサイト構成」や「収益構造」はもちろん考えていますが、まだ手直しが必要なので現時点での公開はご容赦ください。

サービスの要はキャリアコンサルタントの皆さん

諸々サービス内容についてご説明してきましたが、一番大事なサービスの要は何と言ってもサービスに登録していただける「キャリアコンサルタント」の皆さん一人ひとりに他なりません。

現在サービスのテスト版(β版)を鋭意作成中です。一人でも多くのキャリコンさんに登録したいと思ってもらえるように。そして一人でも多くの方々にサービスを通じて「キャリア形成」のお手伝いが出来るように。引き続き過程を発信しながら頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します!

▽最後にスライド全編を掲載しておきますね

キックオフ企画プレゼン資料

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